子どもに絵を描く楽しさを贈る

幼児, 小学生, 3,001~5,000円, 文房具, 入園・入学

今日は幼稚園や保育園で絵を描きはじめた子どもにおすすめのプレゼントとして、パステルを紹介します。

ヌーベル カレー パステル(48色)
ヌーベル カレー パステル(48色)
  • ¥5,616(税込・参考価格)
こんな贈り物に

年中(満4歳)以上くらいのお子さんへの入園祝いや誕生日プレゼントに。パステルには様々な技法があるので、絵を描くのが好きな方なら、もっと大きなお子さんや大人に贈っても、楽しんで使っていただけると思います。

パステルってどんなもの?

パステルというとあまりメジャーな画材ではないので、使ったことがある人の方が少ないのではないでしょうか。ということで、パステルの種類や使い方について簡単に紹介します。パステルにはソフト、セミハード、ハード、水溶性、オイルタイプなどの種類があります。パステルはクレヨンのようにそのまま描くこともできますが、描いたものを直接こすったり、削って粉にしたものをこすってぼかす、 といったパステル独特の技法があり、プロのパステル画家は「ぼかしやすさ」からソフトタイプを主に使うようです。ただ、ソフトタイプはその柔らかさから、扱いにくく、高価でもあります。

ここがおすすめ

ヌーベルカレーパステルはパステルの中でもハードタイプに分類されます。手につきにくく、折れにくいので、子どもがそのまま力強く描いても簡単には折れません。価格も安価なので、色を揃えやすいのも魅力です。小学生になって水彩画を始めると、「色を作る」ことを学びますが、思い描いた色をなかなか作ることができなかった記憶がありませんか?色の揃ったパステルなら好きな色を選んで、のびのびと描くことに集中できます。このセットはカレーパステルのAセットとBセットの2段になっていて、重箱を開けるようなわくわく感もあります。最近は色の揃った色鉛筆もよく見かけますが、色鉛筆より線の強弱もつけやすいですし、パステルを寝かせて、広い面を塗るのも簡単です。色鉛筆で描いた絵と並べて遠くから見ると、パステルで描いた絵の発色の良さがよくわかります。

ここに注意

このパステルはもともと子ども用に作られた画材ではないので、蜜ろうクレヨンのように「誤って口に入れても大丈夫」というものではありません。今回は、年中・年長くらいであれば口に入れることもないでしょうし、促せばちゃんと手も洗う、ということで紹介しました。

ここもチェック
フィキサチフ
フィキサチフ

直接描くのに慣れてきたら、先に述べた「ぼかし」に挑戦してみるのも工作感覚で楽しいですよ。その際は、大人がカッターでカリカリと削って粉にしてあげましょう。また、パステルは「消しゴムである程度消せる」という特徴もあります。部分的に消すことで、光っているように見せる、ハイライトも簡単にできます。完成した力作は飾ってあげたいし、数が増えれば保管しておきたいですよね。その場合は粉落ちや汚れを防ぐ「フィキサチフ」と呼ばれる定着液をスプレーしてくださいね。(風通しの良いところで使ってください。)


筆者がパステルに出会ったのは大学時代、なんとなく立ち寄った画材コーナーで見かけて、ずらりと並んだ色の美しさに惹かれて衝動買いしたのがきっかけです。(筆者はまったく美術系ではありません。)昨年の母の日、「似顔絵」をリクエストされ、しまいこんでいたパステルを引っぱり出して似顔絵を描きました。母がとても喜んでくれたので、「似顔絵を贈る」こともおすすめしようかと思ったのですが…なかなか大人になって自分の絵を贈る勇気、ありませんよね



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