ビールがもっと美味しくなる!お手頃ビアグラス5選
昨日主人が早めのお中元のビールをいただいて帰りました。以前こちらで「ビール好き」の方向けにビアサーバーの紹介記事を書きましたが、今回はビール用のグラスを紹介します。今年もいよいよビールの美味しい季節がやってきます。ちょっとしたプレゼントや、ペアで結婚祝いに贈っても喜ばれますよ!
ビアグラスの種類と選び方
外食の時に氷がはりつくほどキンッキンに冷えたビアジョッキで飲むビールは最高ですが、毎晩晩酌する方でも、自宅に「マイジョッキ」を持っている方は少ないのではないでしょうか。自宅での晩酌用にお手頃なビアグラスについて調べていたら、キリンビールのビールグラス活用法という記事を見つけました。これによると…ビールの種類や飲み方にもよるけど、日本で最も親しまれているのはピルスナービール、と言われているので、ピルスナービールの魅力であるホップの苦みを味わうための「きめ細かな泡」を作りやすい「ピルスナーグラス」が良さそう…。ピルスナーグラスとは、写真のように、上部に丸みがあって、下部がキュッとくびれたグラスのこと。ちなみに写真のグラスはキリンの工場見学に行くと「ファクトリーショップ」で購入可能なピルスナーグラスです。
ビールグラス活用法そういえば時々「きめ細かい泡ができる」と、陶器のビアカップを見かけますが、これって泡がどこまであるかわからなくて、飲むときに思いがけず泡が「口ひげ」になりませんか?ビールはあの琥珀色の上にきめ細かい泡が重なってるのを目で楽しむのまで含めて、ビールじゃない?…と思うんです。(ついでに言うと、二重構造にもなっていない金属製のビアカップが「熱伝導率が高いから保冷効果が高い」と紹介されていたら、それは誤りですよ…。)というわけで、「目でも楽しめるグラス」を紹介したいと思います。
【松徳硝子】ビールグラスコレクション「麦酒盃六種揃」
- ¥10,800(税込)
- 藤巻百貨店
このビールにはこのグラス!を自分で開拓する楽しみ
厚さや形状の異なる(写真左から)「クラフト/ブラック」「バルーン」「うすはりタンブラーL」「チムニー」「ビアコップ」「料亭ビアグラス」のセットは、キリッとしたのど越しのドライ系から、重厚で味わい深いクラフトビールまで、あらゆるビールを美味しくいただけるビアグラス達。商品紹介ページにはそれぞれのグラスの特徴とおすすめビールが紹介されています。さきほど紹介したビールグラス活用法の記事も参考に、ぜひお気に入りの組み合わせを見つけてください。ビールコーナーでの品定めにも力が入ります。こんな商品にハマるのって男性が多いですよね…。ビール好きの男性への誕生日プレゼントなどに喜ばれそうです。
うすはりグラス 鼓 ビールグラス(ピルスナー)木箱2個セット
- ¥5,400(税込)
熟練した職人が生み出す「うすはり」で優雅な一杯を
先ほどのビールグラスコレクションと同じ、松徳硝子謹製のこちらのピルスナーグラス、目ざとい方はもうお気づきかも知れませんが、実は形もサイズも、冒頭で紹介したキリンのファクトリーショップで購入可能なピルスナーグラスと同じなんです。さきほどの写真も、よく見ると実は「松徳硝子謹製」の文字が。キリンビールも認めるこのピルスナーグラスは、曲線の美しさのみならず、繊細な口当たりも極上。木箱に入った2個セットは、結婚祝いや結婚記念日のお祝いにもおすすめです。「鼓」という名前も、おめでたい席を連想させられます。
RayES ダブルウォールグラス フロスト 300ml
- ¥1,980(税込)
- RayES
二重構造の耐熱グラスで見た目も涼やか
こちらのグラスは「ビアグラス」ではありませんが、筆者が愛用しているおすすめのグラス。耐熱ガラスの二重構造になっているので、保温効果・保冷効果ともに優れています。二重構造のおかげで冷え冷えのビールをしばらく置いても水滴がつきにくいです。夏はビールだけど、冬はお湯割り、という方も、一年中使っていただけます。筆者が使っているのはフロスト加工のあるタイプ。冷たいものがより冷たく、温かいものがより温かく見える気がして選びました。使ってみると、フロスト加工により指紋がつきにくい、というおまけつき。空のグラスはとても軽くて、ちょっと不安に感じますが、本当に熱い飲み物も大丈夫で、なかなか汎用性が高いグラスです。
保冷効果と結露の様子
せっかく手元にあるので、その保冷効果と結露のしにくさを検証してみました。RayESのダブルウォールグラス(200ml)と、お店でもよく使われているピカルディに同量の氷と水を入れて30分室温に放置したところです。グラスの下の方を見るとわかりやすいのですが、ピカルディは結露しはじめています。(持ち上げるとテーブルが少し濡れていました。)RayESの方はまったく結露していません。氷の残り具合の違いは…一目瞭然ですね。
ここからは、ちょっとビールタイムを楽しくするグラスを2種類紹介します。本格的なビールファンにはシンプルなビアグラスがおすすめですが、会話や食事を楽しみながら、ちょっとたしなむ、という方や、女性のお友達にプレゼントすると喜ばれそうです。
【月夜野工房】ビールグラス 夕焼けのやま
- ¥5,940(税込)
- 藤巻百貨店
ビールを注ぐと懐かしい景色が広がります
創業以来110年に渡り手作りによるガラス製造を続けている「上越クリスタル硝子」。同社が運営する月夜野クラフトビールのレストランで専用グラスとして開発されたのがこちらのグラスです。工芸ガラス作品を媒介に、心象風景の世界を創作する室伸一氏によりデザインされました。ビールを注ぐとはっと息を呑むような茜空…使い慣れてもやっぱり眺めてしまいそうな気がします。
【月夜野工房】ビールグラス ホタル
- ¥5,940(税込)
- 藤巻百貨店
黒ビール、注いでみたら…
同じく月夜野工房のグラスで、黒ビールを注いだら、素敵な光景が見られるグラスがありました。写真のグラス、二つとも同じグラスなんですよ。普段は爽やかなブルー系のグラス。黒ビールを注いだら…ほら、ホタルの光が浮かび上がるしかけ。こちらも室伸一氏のデザインです。こうなったら室伸一氏への興味がとまらない…と調べてみましたが、現在のところ室伸一氏のデザインが商品化されているのは月夜野工房のグラスだけのようです。